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2010年5月23日 (日)

腰痛でも

S部さんは極端に呼吸が浅い事が繰り返し起こる腰痛の原因となっていました。

特に肩で呼吸し始めますから当然肋骨を引き上げる為の首の筋肉や肋骨間の筋肉も過度の緊張状態に陥ります。
呼吸は1日にだいたい2万回以上しますから、それが毎日続けば体内の酸素濃度は低くなります。
そして体内の酸素濃度が低くなると血液循環も悪くなりますから当然筋肉にも硬さが出てきます。

仕事中もPCに向い常に緊張状態だそうです( ̄◆ ̄;)
指を使い続けますし、マウスを持ち続けることも日々の積み重ねで前腕部分を硬くしていきます。
指を曲げる筋肉は前腕部分や肘にもつきますから、肘の動きも制限され、その硬さは上腕部分に伝わり、肩はもちろん、胸の筋肉や首、肩甲骨まで動きが悪くなってきます。
さまざまの要因が重なって辛い肩こりや度重なる腰痛を繰り返しています。

腰が痛くても、原因が腰ではない事は多々あります。
上記の理由で首肩周りに硬さが生まれ、無意識にも肩が常に上げられているから、
腰周りの組織が常に上の方に引っ張られて腰が100%使いきれずにいる。
だから結果的に腰を痛めやすくしているのです。

S部さん、今日は2回目の調整でしたが、
前回に比べ腕の硬さも抜けやすく、
体をひねる動きや肩を上げる動作も改善されてきていました(^^)
呼吸が浅い認識は以前からご自身でも感じていたようです。
肩周りの力が抜けるよう調整していけばこれからももっと楽になる見通しです(^^)

特に辛い腰痛を繰り返してしまうような方は、
腰ばかりでなく、視点の角度を変えてカラダを観てみることが大切ですよ。

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