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2012年8月20日 (月)

天光寺修行で気づいた大切なこと

修行はビッチリ。
10時過ぎにスタートし、
17時過ぎまで行われた。
誰もが滝ばかりに意識が行っていたが、
この導入部分がいかに大切なことかを思い知らされることになる。


まずは【挨拶の作法】から。
ポイントは腹から大きな声を出す、ということ。

『こちらで行をさせて頂いております射水徹でございます、宜しくお願い致します。』

これを一人ずつ、大きな声で繰り返し行う。
この修行に行くにあたり自分自身で決めていたことは、

躊躇しない、恥ずかしがらない、全てにおいて全力で取り組む、

この3点。
だからできる限りのでかい声を出した。
周りのことは意識せず、自分の中に意識を集中した。

日常生活の中でこんな挨拶はしませんが、
周りをみていると、

『あざーす』

『おはようございmasu…』

みたいな挨拶がほとんどだ。
まともな挨拶が出来ている社会人は実は少ない。
それはもちろん自分も含めである。
あらゆる場面における自分の挨拶を振り返る。
全然なっていない、ことに気づく。
だからこのことに関しては、今一度院内ミーティングを行います。
気持ちのイイ挨拶ってなんだろうか。もう一度話し合う。


また【食前の言葉】は肝に命ずるべき言葉であった。

一滴の水にも
天地の恵みあり
一粒の米にも
萬人の労を納む
願わくはこの飯食
己が身を調え
精進の志願を
満足なさしめ給え
いただきます

日本はイイ国である。
食に困らない。
貧することなく食にありつける自分の環境にまず感謝だ。

考えてみると感謝はどんな場面でも感じることができる。
昨年の3.11後はそんな空気感が多くの人から感じれた。
譲り合う。他人を思いやる。
当たり前のこと、例えば水や食事、風呂に入れることとか含め、
そんな当たり前のことにも感謝できたのではないだろうか。

果たして今はどうだろうか。

考えてみたら、食事を普通にできることってすごいことなんですね。
命をもらっているわけです。
そのことにまず感謝なわけですね。

息を止めてみれば解ります。
酸素に感謝できます。死ぬほど酸素が欲しくなる。
生きて行くのにあらゆるものが自分には備っていることに気付く。
欠けているものなどないのだ。
そして今使っている歯ブラシやコップも万人の手により自分の手元にあるという事実に、
この修行体験であらためて思い出す。

今あるものに、
今そばにいてくれる人に感謝。

次はお百度参り&滝行だッ

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