上田先生に感謝。
初めからうまくできなくても愚直に繰り返し継続していけば人の能
力は間違いなく高まる。
俺たちは上田先生からずっと厳しい言葉を言われ続けた。
自分にできることは繰り返し繰り返し学ぶこと。
柔道パートナーを組んでいる阿部さんとは、当然のことながら仕事
もある中お互い時間を捻出しやれることをやってきた。
短い期間とは言え、上田先生と向き合いやってきた人間にとっては
、本日の最後の先生の言葉には何か感ずるものがあったのではない
だろうか。
上田先生は初めからその人のプロセスしか見ていない。
巧い、ヘタよりもその人がどういう姿勢で取り組んで11月を向か
えるのか、を見てくれていた。
『大半の人は今後柔道はもうやらないだろうけれども、柔道で学び
気付いたことを今後の人生に活かしてほしい。これからが本番だか
ら。』
柔道を今後の人生に置き換え、最後を締めた。
まったくその通りだと思う。
どう感じたかは人それぞれだろうが、俺は感動した。
上田柔道で学んだことは相手がいて、自分もいるということ。
今更だが、一人で生きている人間など一人もいない。
必ず誰かと共鳴し合いながら生きている。
スラムダンクの流川が眩しい程に光輝いたのも、仙道や沢北という
超強力な難敵がいたからで、そういう存在があったからこそ乗り越
えたその時に強烈な光を放つのだ。だからこそ相手に尊敬の念を持
ち、感謝もする。周りに人がいるから輝くこともできるし、失敗か
らも学ぶことができるのだ。
俺たちにとって上田先生はまさに“難敵”な存在そのものだった。
しかし、だからこそこの数か月は柔道と真剣に向き合えたし、自分
なりにレベルも上がった。素直に教えを求めてよかった。
数日前にも書いたが、結果オーライと階段を一段一段上るプロセス
を踏んだ者の差は大きい。両者が同じ結果でも、そのプロセスの中
で得たものの大きさはまったくをもって違う。
柔道から柔道を学ぶのではない。それは当たり前。
柔道を通じて気付き得たものを他のことにも活かすことだ。
この数か月の集中の中で、柔道を通じ、柔道以外の部分に自信もつ
いた。
俺はまだまだやれるな。
柔道終了後、上田先生に一言お礼を伝えたくて、
『今までありがとうございました!』
と伝えた。
『さすが、よくわかっているな!!』
そう言ってくれた先生の優しい笑顔が印象的だった。
あとは今までやってきたことを、結果を出すのみ。
共に同じ場を共有してきた皆が笑顔でいれるよう、
残りの数日間を共に過ごそう。
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