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2014年2月11日 (火)

成瀬先生と内田先生の、場。

女性スタッフを連れて、
僕のヨーガの先生である成瀬雅春先生と、思想家であり、武道家である内田樹先生の講演に行ってきました。

途中、成瀬先生のパフォーマンスとして、
舞瞑想がありました。

あのバランス感覚はなんでしょうか。
成瀬先生はおそらく約15分くらいでしょうか、
一度も瞬きをしていませんでした。
あの足場の悪い、狭いスペースで、
自分だったら確実に、転んでます。

成瀬先生の集中力に、引き込まれました。
動きの途切れが、ないんですね。
流れ、とは、あのことですね。



成瀬先生は人生を【愉(たの)しむ】と言います。
【楽しむ】ではなく、【愉しむ】です。

人生とは楽ではない。
楽しいこと、つらさ、悲しみ、苦しみ等、すべてで【愉しい】と言われてます。

楽しいことばかりが、楽しいのではない、ということです。

例え話として、
ディズニーランドが楽しい、好きだからと言って、
365日、ディズニーから一歩も出ちゃダメで、アトラクションにも乗らなきゃいけない、
という状況だったら、それはどう考えても、苦しい。

映画がどんなに好きで、観るのが幸せ、と言っても、
365日それしかしちゃダメだったら、それもまた苦しい。



つらいことがあると、成瀬先生は喜ぶのだそうです。

『やった、つらいこと来た。ということは、これを乗り越えたら、楽しいな』

と考えるのだと。
だからつらい時からすでに愉しいのだと。

人生で初めての腰痛を体験した時も、愉しくてしかたなかった、と話してくれました。
成瀬先生は観察の達人です。
腰痛を通じて、自分の体(心)の状態を、観察し尽くすわけです。
それが愉しいのだと、話してくれました。

たしかに、
僕ら治療家にとっても、痛みは愉しみのひとつです。

僕の場合、走ると膝が痛くなりますが、
その痛みを通じて、膝の痛みだけでなく、その周囲や、
感情の変化まで観察することができます。
そこまで考えるようになったのはヨーガを始めて、
成瀬先生に教えて頂いてからのことです。



内田先生と成瀬先生の対談中、池上先生のお話が出たのも、ラッキーでした。
いつもお世話になっている、花谷先生のお師匠様が、池上先生です。
あらためて、上の繋がりって、すごいです。

富士山はどこから登っても、富士山。

ということですね。

悩みは解決しないけど、
悩みが問題に変わると、解決できる。

悩むのは、どうしていいかわからないから。
問題というのは、もっと具体的なもの。

その悩みを問題に変えるのは、観察力であり、瞑想力。

悩むが故に、電車に飛び込んでしまう人がいる。
それはつまり観察できていないから。
一歩身を引いて観ると、選択肢はいくらでもあるわけです。
飛び込んで終わらせてしまう方法もあれば、
飛び込まない方法もあると、考えられるわけです。
飛び込まないで、続けていくために、さぁ、どうしようか、と具体的に考える。
考えて行動に移せば、なにかが動いていくわけです。
問題なら、解決できる。

瞑想って難しいことではなく、誰もがしていること。
『うーん、どうしようか』
と考えているそれが、瞑想なわけです。
沈思黙考。



瞑想力は、セルフカウンセリングであり、セルフコンサル力でもあるな。

どう選択し、決断していくか。
瞑想力を高めると、仕事力も上がる。

というより、人生が愉しくなるのではないでしょうか。



ヨーガ行者は、自分の死をも、コントロールできる。
自殺ではなく、自分で死にたい時に死ねる、ということです。

そういうと、なにか怪しく思うかもしれませんが、
それくらい、人間というものには、可能性があるんだよ、

と、成瀬先生の表情を観ているとダイレクトに感じます。
本当に全身使ってお話をされる方だなぁ、と感じました。

できると思えば、できる。
できないと思えば、できることもできなくなる。

どうしたらできるかを考えて生きた方が、人生愉しいよ。

そんなメッセージとして、受け取りました。

僕らは可能性に満ち溢れた存在だと思えます。



一緒に行った治療家仲間である、古庄君と、後輩カズさんも、
なにか感じるものがあったのではないでしょうか。
4人で同じ場を共有できてよかった。

それにしても、

内田先生の世の中の見方を聴いていて、
いかに自分がなにも知らないかを感じました。
いろんな見方があっていいと思うんだけど、

なるほど、すげえ、
とか、
たしかに、

としか、言葉が見つからなかったですね。

見える人には見えてることも、
見えない人には、まったく見えない。

僕は、見えてない側。

それを感じれて、よかった。

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