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2015年1月20日 (火)

負けることで、スタートしよう。

 勝つことだけが大切なことではありません。
 きちんと負けることも大切です。
 きちんと負けることで、次に進むことができます。



 『きちんと負けろ』が、映画【アゲイン 28年目の甲子園】のキーワードです。
 中井貴一さん演じる坂町は、きちんと負けることで、失ってきたことをひとつひとつ取り戻していきます。
 『あーなったのは、俺のせいじゃない』
 『俺はまだあの時のことを許せていない』
 そう言って過去の出来事を引きずる人は多いです。
 映画にはそんな過去を引きずる元高校球児たちが出てきます。
 時間が過去で止まって、動かないのです。

 坂町は心を閉ざしている娘との関係に向き合います。
 『試合、観に来てくれないか』と、はじめて今の自分の気持ちを伝えます。
 チケットを渡すと、娘の心の奥底にあった感情があふれ出ます。
 自分の気持ちを伝えたから、娘も父に対して言いたいこと言えたのです。
 あのシーンで初めて、坂町は娘に“きちんと負けた”のです。
 心が癒える瞬間は、心の中にある思いを言えた時に起こります。
 『癒える』とは、『言える』ことです。
 娘は坂町が伝えてくれたことが、本当はうれしかったのです。

 なにかチャレンジした時、『うまく行きました』『ダメでした』で終わったら、その結果以外は残りません。
 どうしてうまくいったのか、どうしてダメだったのか、まで考えます。
 『次はこうしよう』まで考えないと、ただやっただけのことです。
 特に運良くうまく行ってしまった側は、『勝ったからいいや』で終わります。
 これが一番悲惨なパターンです。
 次勝てるとも限りませんが、なかなか次の工夫まではしないのです。
 『ダメでした』には、可能性があります。
 負けたことで、『次はこうしよう』が必ず見つかります。
 
 “きちんと負ける”ことは、終わりではなく、スタートなのです。


 P.S.
 たったひとつの詰まりが取れるだけで、すべての歯車が回り始めます。
 根っこの問題に向き合っていく中で、すべてが変わり始めていくことが、この映画には描かれています。

 P.S.2
 父と、キャッチボールをしたくなりました。

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