勉強してから体験することで、次の課題が見つかる。
事前の勉強量で、吸収力が変わります。
ひとつのことを体験しても、吸収力には個人差があります。
個人差は、事前の準備量の差です。
事前に勉強してから体験すると、次の課題まで見つかります。
一月に続き、二月大歌舞伎に行きました。
一月の反省は、あらすじを把握せずに行ったことです。
あらすじを知らずに行くと、セリフにばかり集中してしまいます。
内容を理解しようとし過ぎるのです。
聞いているのに理解できないから、余計にストレスを感じます。
アヤさんに『事前にあらすじを読んでからいくといいよ』と教えてもらいました。
現地でも筋書を買い、始まる前と休憩時間に読んでいました。
ストーリーが頭にあるだけで、観かたにも余裕が生まれます。
セリフがわからない所でも、役者の表情や動き、佇まいで雰囲気を感じ取れるのです。
わかりやすい演目と、わかりにくい演目があります。
あらすじを知っていても、わかりにくい演目の時はついセリフや長唄を追いかけていました。
もっと自然に、踊りや全体の雰囲気を感じるだけでよかったなと思います。
これが次に観賞する際の課題です。
理解しようと思った時点で、頭で考えています。
視野が狭まります。
頭で理解するよりも、感じ取る感覚が、大切なのです。
課題を見つけて帰ってくることが、次回のたのしみになります。
【事前に勉強する→余裕が生まれる→あらすじにとらわれず、全体を観てたのしめる→その中でわからないことが見つかる→次の課題になる】という流れが出来ます。
あらゆる勉強に言えることです。
このサイクルに入っていくと、どんどん進化していけますね。
P.S.
菊五郎さんの演じる人情厚い六助の人柄に、菊五郎さんの体型や表情が何ともピッタリで、好きになりました。
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