毎日していることに、小さな工夫を付けた足そう。
大きな変化をしようとすると、挫折します。
それよりも、小さい変化を繰り返すことです。
冒険と言うとなにか大きなことをしないといけない気がします。
冒険は、小さな変化の繰り返しです。
映画【天才スピヴェット】は10歳の少年がひとり旅に出ます。
旅に出ると思わぬ事故や失敗に道を阻まれます。
協力してくれる人との出会いもあります。
プラスとマイナスの繰り返しで、前に進んで行きます。
旅の途中の、苦しい痛みをともなう困難も、ラスト一発のハッピーですべて吹き飛びます。
スピヴェット少年は苦しんだ分、喜びもひときわ大きいのです。
その瞬間、今までの苦しみがゼロになります。
生きるということは、こういうことだと感じます。
走ると、上り坂も下り坂もあります。
一気に上ってから、緩やかに下り続けることもあります。
一気に上って、一気に下ることもあります。
最終的にスタート地点に帰る時には、高低差プラマイゼロです。
私たちは苦しみ抜いた分、よろこびも得ているものです。
つらいことを経験している分、ハッピーな経験もしています。
すべて、プラマイゼロです。
スピヴェット少年のように、プラスマイナスの振れ幅の大きい人生が冒険です。
振れ幅を大きくするには、小さな変化を繰り返せばいいのです。
なにも遠出をすることだけが冒険ではありません。
毎日の生活の中に、冒険はいくつでも生み出せます。
毎日当たり前にしている仕事も、工夫次第で冒険になります。
私の場合、あえて施術の流れを変えたりします。
そこに小さな発見が見つかります。
先日、オーダーメイドシャツを買いに行きました。
オーダーメイドは、何項目も質問があります。
知らないことばかりで、店員さんが丁寧に教えて下さいました。
すべてを決めるのに、1時間ほどかかりました。
ワイシャツには、つくる人のたくさんのこだわりがあることを知りました。
これも私にとって小さな冒険です。
小さな冒険に、新しい発見や学びがあるのです。
マンネリは、自分の行動パターンを変えればなくなります。
『毎日同じことの繰り返しでツマラナイ』『なにかイイコトないかな』と言う人ほど、ちょっとした心がけで冒険の連続になります。
スピヴェット少年は、ひとりで小さな一歩を踏み出し、大きな喜びを掴みとりました。
いつも入るお店の、隣のお店に入ってみるようなものです。
いつものお店で頼む料理を、変えてみるようなものです。
最初の一歩は、それくらい簡単なものです。
明日はどんな一歩を踏み出そうか。
【いつもしていることを少しズラすと、冒険が始まる。】
P.S.
今日はネクタイをいつもと違う色にしてみました。
スタバの店員さんが、『アレ、いつもと違いますね』と気づいてくれました。
小さな冒険から生まれるコミュニケーションが、たのしいですね。
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