たくさんの安い体験より、1回の最高体験をしよう。
ランクが梅・竹・松とあった時は、梅か松を選びます。
竹を選ぶ人が多くなります。
『真ん中が無難だよね』で落ち着くのが人間の心理です。
商品やお店の特徴は梅と松にあります。
竹が一番中途半端な体験です。
例えばレストランで、AコースからCコース、その上にスペシャルディナーがあります。
BかCがお手頃な設定です。
『Aだともの足りないけど、スペシャルはやりすぎだから、BかCにしておこうか』と選びがちです。
これが一番もったいない選び方です。
コースの内容どうこうではありません。
Aはそのお店のベースを知ることができます。
『Aでこんなに凄いのか』と感じれば、上のコースも体験してみたくなります。
『Aはこんなものか』と思わせるお店に、良いお店はありません。
BやCへの発展性がないのです。
一番勉強になるのは、最初からスペシャルディナーを選ぶことです。
そのお店の本気を最初から体験することが、結局は一番安く、最高の体験ができるのです。
先日の歌舞伎は運よく前から3列目の席が取れました。
近くの臨場感は2階席で観るのとは別物でした。
役者さんが出てくると『おっ』と感動するくらい表情が見えます。
表情が見えるのが大事だなと感じました。
動きと表情がリンクしているからです。
女性を演じる役者さんは、女性らしい表情やしぐさをします。
附け打ちの音と動作の一体感に、表情の変化も加わるのです。
それが2階席ではわかりませんでした。
100回後ろで観るよりも、1回前列で観ることの方がよっぽど気づくことが多いのです。
AかBかで迷ったら、値段の高い方を選ぶことにしています。
料理のコースは5000円くらいの差のことがほとんどです。
アルバイトで考えるのならば、たった5時間分はたらけば、その体験が手に入るのです。
最高の体験をした後は、『ヨシッまたやるぞ』と前向きな気持ちにもなります。
『こんな世界があるんだね』と感動体験をしたいから仕事をしています。
仕事をして得たお金で、今できる最高の体験に置き換えていきたいのです。
体験したことだけが、自分の血肉となります。
体験したことだけしか、語れません。
貯金は盗まれたらなくなりますが、体験して得たものは一生失うことがないのです。
P.S.
3月の歌舞伎はヒロコさんとアヤさんの大好きな仁左衛門さんが出ます。
前から2列目が取れました。
あまりに一瞬で席が埋まるのに、ビックリしました。
体験して、お二人とお話しできるのが、今からたのしみです。
P.S.2
一度前を体験すると、なるべく後ろには下がれなくなりますね。
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