イライラした時が、一番勉強になる。
イライラしたら、どうしてイラついたのか探ってみることです。
感情が表に出た時は、自分を見つめるチャンスです。
例えば、『あの人が手伝ってくれない』『気が利かない』とイライラしている人がいます。
『私は手伝っているのに』と言います。
見返りを求めるくらいならやらない方がいいです。
見返りなど、ありません。
見返りを求めるのは、したくないことをしているからです。
『手伝っている』のではなく、『手伝ってあげている』という感覚なのです。
『してあげている』という気持ちでされても、される側は嬉しくありません。
余計なお世話です。
見返りがないと愚痴ることは、しなくていいのです。
イライラしたら、一度立ち止まって、どうしてイライラしているのかを考えてみればいいのです。
映画【フォックスキャッチャー】に出てくる大富豪ジョン・デュポンは、私欲のために周囲を利用します。
たとえ大金持ちでも、デュポンのような愛されない生き方をしたいとは、誰も思いません。
デュポンの周囲には笑顔がないのです。
誰もが顔色を窺っています。
デュポンは『名声欲』『人に認められたい』『いいカッコをしたい』『人を支配したい』という思いが強烈です。
他人軸で生きています。
デュポンを観ていてイライラしてきました。
デュポンの気持ちがわからないでもないのです。
イライラするということは、自分にも当てはまる部分があるのです。
デュポンにイライラしたということは、裏を返せば、自分にも『人に認められたい』『いいカッコをしたい』という気持ちがあるのです。
怒りという感情が出た時は『どうしてイライラしたのかな』と考えるチャンスです。
イライラするということは、イライラさせる相手を理解できるチャンスでもあるのです。
自分にもそういう一面があるのではないだろうか。
怒りは、自分を知るいい機会なのです。
【『イライラしたのは自分の責任』と考えてみよう。】
P.S.
デュポンに巻き込まれる側も、彼を利用しようという気持ちがあります。
面倒を見てもらおうと、欲をかくのです。
ギブ&テイクは、受け身の人生です。
受け身の人生は、不自由です。
テイクを捨てることで、自由になれます。
AQUA PURE カイロプラクティック http://www.pure-chiro.com
| 固定リンク
「体験から、学ぼう。」カテゴリの記事
- 感動体験から、オリジナリティは育っていく。(2015.07.22)
- 芸術作品は、ファイティングスピリットの塊だ。(2015.07.12)
- 出逢いに行くよりも、いつ出逢ってもいい準備を、していこう。(2015.04.07)
- 自分がしてもらって嬉しかったことを、他の誰かにしてあげることが、感謝です。(2015.03.11)
- 自分が触れて、感じたことを、信じよう。(2015.03.02)
コメント