『やり直したい』と素直に言える人が、未来を切り拓いていける人になる。
人はやり直せる生き物です。
『やり直す』とは、『自分を見つめ直す』ことです。
『自分を見つめ直す』とは、『自分に素直になる』ということです。
やり直したいと思った時、すぐに始めればいいのです。
遅すぎということはありません。
『やり直したい』と行動する時が、時期なのです。
映画【アメリカン・スナイパー】のクリス・カイルが戦場で放った一発目の銃弾が、彼の立場を一変させます。
ひとりの兵士から、戦場の英雄となるのです。
彼の帰る場所が、家族から戦場へと変わった瞬間でした。
本来の自分と戦場での自分に、距離が生まれます。
その距離に比例して、家族とも心が離れていくのです。
仲間を救うために放つ銃弾も、相手は同じ人間です。
仲間を守るための、残酷な決断です。
残酷な決断のたびに、彼は英雄になるのです。
カイルが人生を『やり直したい』と思った瞬間があります。
報復のために放った、2000メートルの狙撃が終わった瞬間です。
その一瞬で、自分をガンジガラメにしていた心の鎖がほどけるのです。
何年も居続けた戦場に、はじめて恐怖心を抱いた瞬間でした。
何度も仲間を危機から守り、『伝説』と祭り上げられた彼は、後に退けなくなりました。
『国や家族を守りたい』と使命感から志願した戦場が、『伝説』にとっては居て当然の場所になっていたのです。
『君のもとに帰るよ』と戦場から妻に電話をかけた表情は、英雄のカイルではなくなっていました。
『やり直す』とは、『自分を見つめ直す』ことです。
『自分を見つめ直す』とは、『自分に素直になる』ということです。
素直になると、『こんなこと言ってもいいのかな』と周りを気にします。
『こんなこと言ったらどう思われるだろう』と思うのです。
多くは、今の自分を見て見ぬフリをして、やり過ごします。
『まぁ人生こんなもんじゃないだろうか』
『今の生活の安定を壊してまで好きなことはできない』
『いまさら遅い』
そう考えるのは普通のことかもしれませんが、本当にそうなのだろうか。
『自分を見つめる』とは、こういった思い込みや制限を一度取っ払ってみるということです。
自分が勝手に作ってきたモノサシでの判断だからです。
世間体を捨てて、素直に自分がどうしたいのかを答えてみるのです。
カイルは、国のために、仲間のために、家族のために『こうあるべきだ』と、とりつかれていました。
伝説の英雄は『やり直したい』というひと言が、ずっと言えなかったのです。
『君のもとへ帰るよ』と言ってからのカイルに、人間味を感じます。
地位や名声など、もうどうでもいいのです。
泥臭くも、なにがなんでも生きて帰ろうと走るのです。
家族のもとでやり直したいと、強烈に願ったのです。
『こうあるべき』という鎖を、捨てることができたからです。
【『○○であるべき』を捨てて、今の自分を見つめよう。】
P.S.
映画【アニー】のキャメロン・デアスも、『やり直したい』という思いから、自分と周囲の未来を動かしました。
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