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2015年3月 1日 (日)

『やり直したい』と素直に言える人が、未来を切り拓いていける人になる。

 人はやり直せる生き物です。
 『やり直す』とは、『自分を見つめ直す』ことです。
 
『自分を見つめ直す』とは、『自分に素直になる』ということです。
 やり直したいと思った時、すぐに始めればいいのです。
 遅すぎということはありません。
 『やり直したい』と行動する時が、時期なのです。

 映画【アメリカン・スナイパー】のクリス・カイルが戦場で放った一発目の銃弾が、彼の立場を一変させます。
 ひとりの兵士から、戦場の英雄となるのです。
 彼の帰る場所が、家族から戦場へと変わった瞬間でした。
 本来の自分と戦場での自分に、距離が生まれます。
 その距離に比例して、家族とも心が離れていくのです。
 仲間を救うために放つ銃弾も、相手は同じ人間です。
 仲間を守るための、残酷な決断です。
 残酷な決断のたびに、彼は英雄になるのです。

 カイルが人生を『やり直したい』と思った瞬間があります。
 報復のために放った、2000メートルの狙撃が終わった瞬間です。
 その一瞬で、自分をガンジガラメにしていた心の鎖がほどけるのです。
 何年も居続けた戦場に、はじめて恐怖心を抱いた瞬間でした。
 何度も仲間を危機から守り、『伝説』と祭り上げられた彼は、後に退けなくなりました。
 『国や家族を守りたい』と使命感から志願した戦場が、『伝説』にとっては居て当然の場所になっていたのです。
 『君のもとに帰るよ』と戦場から妻に電話をかけた表情は、英雄のカイルではなくなっていました。

 『やり直す』とは、『自分を見つめ直す』ことです。
 『自分を見つめ直す』とは、『自分に素直になる』ということです。
 
素直になると、『こんなこと言ってもいいのかな』と周りを気にします。
 
 『こんなこと言ったらどう思われるだろう』と思うのです。
 多くは、今の自分を見て見ぬフリをして、やり過ごします。
 『まぁ人生こんなもんじゃないだろうか』
 
 『今の生活の安定を壊してまで好きなことはできない』
 『いまさら遅い』
 そう考えるのは普通のことかもしれませんが、本当にそうなのだろうか。
 『自分を見つめる』とは、こういった思い込みや制限を一度取っ払ってみるということです。
 
 自分が勝手に作ってきたモノサシでの判断だからです。
 世間体を捨てて、素直に自分がどうしたいのかを答えてみるのです。
 カイルは、国のために、仲間のために、家族のために『こうあるべきだ』と、とりつかれていました。
 伝説の英雄は『やり直したい』というひと言が、ずっと言えなかったのです。
 『君のもとへ帰るよ』と言ってからのカイルに、人間味を感じます。
 地位や名声など、もうどうでもいいのです。
 
 泥臭くも、なにがなんでも生きて帰ろうと走るのです。
 家族のもとでやり直したいと、強烈に願ったのです。
 『こうあるべき』という鎖を、捨てることができたからです。

 【『○○であるべき』を捨てて、今の自分を見つめよう。】

 
 P.S.
 映画【アニー】のキャメロン・デアスも、『やり直したい』という思いから、自分と周囲の未来を動かしました。

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