カテゴリー「菌食と整体」の7件の投稿

2021年5月27日 (木)

腰が病んだら、腸に優しい生活を(^_-)-☆

最近は5時台に目が覚めます。
わざとカーテンを開けて寝ているので、自然と目が覚めるとだいたい5時ちょっと過ぎくらいです。
昨日は近所の公園まで、散歩に行きました。
今日は雨なので、止めました(^_-)-☆

 

彼是2年ほど、菌食を摂るようになって、便秘することがほぼ皆無となった。
まぁ調子が良い。
基本的に食べ物は何でも良いと思っています。

「好きなものを好きな時に好きなだけ。」

ヨーガの成瀬先生がそのように言っていたことから、私もマネをしています。
好きなものを好きな時に好きなだけ。
特に我慢もしません。

「先生、そしたら私、ずっとお菓子食べちゃいます」という方もいますが、それでも良いと思います(^_-)-☆
身体が欲しているからです。
身体というのは微量ながら、人体に悪影響な毒も欲しているということは知っておくと良いです。
ジャンクな物が食べたくて食べたくて仕方がないという時は、何かそういうものを欲しているのです。
まぁ、それがしょっちゅうなのであれば、焦点を心に向けないと身体を壊すことにも繋がるでしょうけれども。

 

食べ過ぎるには訳があり、必ず心の状態が作用します。
エネルギーが足りなくて食べている人は、今はほとんどいないと言っても言い過ぎではありません。
多くは、「時間が来たから」食べている。
ほとんどの人は、「有り余ったエネルギーを発散するために、食べ過ぎている」のが実際なところでして。

お腹が空いていないけど、なんか食べたいというのもよくありますよね。
私もそうですが、そういう時は自分を観察すると、必ず心の作用があるのです。
不安、イライラ、暇でちょっと寂しい、やり場がない、事務作業しなきゃならないけどどうもやる気が起きない、などなどなどなど(しょっちゅうですがm(_ _;)m)。
そういう時は、お腹が空いていなくても、何か食べたくなるのです。

お腹が空いたから、食べたいのか。
ゆるまりたいから、食べたいのか。

大雑把に言うとこの2つです。

 

よく「ゆっくり噛んで食べましょう」と言いますが、必ずしもそれが良いわけでもありません。
お腹が空きまくっている時というのは、詰め込むようにして食べてしまいますよね。
また、それが気持ちが良い。
実はこのドカ食いも、時には大切なことなのです。
身体がそうすることを欲しているからです。

お腹が空きまくっているにも関わらず、ゆっくりよく噛んで、とやっていると消化能力が下がると言います。
「本当はもっとガッつきたい。でもゆっくりよく噛んで…」ってツライでしょう。
時にドカッと入ってくることで、消化器系も対応して働かなければならず、そうすることで消化吸収能が高まるのです。

ですから必ずしもドカ食いが悪いわけではないのです。

 

今は、アレは身体に良くない、コレを食べろという健康法が多いですが、本来身体というのは、アレもコレも食べれた方が良いのです。
そうやって人体は消化吸収能を高めてきた歴史があるからです。
どんなに気を付けて食べたとしても、今はあらゆるものに添加物が入っておりますし、自然食と言っても本当の自然食などもうこの地球上にはありません。
もう十分汚染されていることは、誰でもわかっていることです。
ただそんなことを気にし過ぎていると、食べるものがなくなりますから、基本頂けるものは有難く、機嫌良く、頂けることが良いと私は思います。
何を食べるにしても、人為的な何かしら既製品となっているので自然の力はかなり弱いと思って間違いありません。

 

そういう意味で、菌食はできる限り「良質な菌食」が摂れるに越したことはありません。

体内の不要物の仕分けは腸内細菌が行ってくれているわけですが、その腸内細菌の力(餌)になりますし、また菌食自体がその仕分け力を高めてくれるからです。

腸と脳はダイレクトで我々の考えが及ばぬほどの連携を常時取っています。
今の気分は腸の気分とも言えるほどなのです。

 

イライラしていると、腰痛になります。
十二指腸潰瘍が減った代わりに、腰痛が激増したというデータもあります。
腰痛も感じているのは脳です。
ということは、腸が感じている痛みとも言えます。
腸内環境が荒れる生活が続けば腰痛になります。
腰と腸の神経はほぼ同じですし、連関性が深いのは間違いないでしょう。
腸内環境が荒れる生活が続けば、生活習慣病にもなります。
糖尿病や心疾患や癌などです。
その点から考えると腰痛は可愛げがある病と言えそうですが、腰痛も生活習慣病だと私は考えております。
何か無理が続いているということです。
それは肉体的な負荷だけのことではなく、むしろ、精神面が大きく作用しているということです。
現在医療の最先端の腰痛研究の結論は、「機嫌よく過ごしましょう」となっています。
最先端が、心の状態を研究しております。
ただ最先端と言っても、このような研究は1900年代からあり、私も学生時代に「腰痛は怒りである」という本を読みました。
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実際うつ病になる方の腸内細菌はかなり弱ってるという研究報告もあります。
腸の状態が肉体にそのまま反映されるのですから、腸の状態が脳の状態であり、それが腰痛に繋がるということはまったく不思議なことではなく、むしろ「当たり前」ということなのです。

 

というわけで、私はここ2日間、左膝が痛いです。
膝と腰はクッション的作用する上でも近しい関係にあります。
自分の心の状態に意識を向けてみれば、私などは本当に煩悶だらけでありまして、「そりゃ膝も痛むわな」というところに帰結するのでございます。

あーかなしや。

 

というわけで、今日も1日元気に過ごしましょう!

今日のブログはこんなことを書くつもりでなかったのですが、セミナー受講生にもコレこのままコピペしちゃいます(笑)

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【香織先生のところの坊主も大きくなりました。こないだ家に来た際、途中悲しくなって泣いておりました(笑)使う写真がないので使わせていただく。】

〈当院は業界でもトップレベルの「安心安全クリーンな空間作り」を徹底しております。〉

院長 射水 徹

射水姿勢リフォーム

https://shisei-reform.com/

 

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当院は開業以来ウイルス対策は徹底してきました。
2020年2月からのウイルス問題を機に、「業界トップレベルの清潔環境づくり」を院のコンセプトとして今日まで取り組んできております。
当院をご利用頂く皆さまに、引き続き安心安全空間作りの徹底をお約束致します。
皆さまからも多大なお気遣いを頂き、有り難く感じる毎日です。
引き続き、ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

 

【5月の院内最新情報】
あらためて、清潔対応の初心として、「1治療1消毒」を宣言します。
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当院は引き続き、清潔対応ビルドアップ中です。
施術部屋にある着替え入れも完全消毒後に案内しております【消毒済みにしてご案内です(^_-)-☆】。
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また、院内の各部屋に除菌シートも常備してあります。
ご自由にお使い頂けたらと思います。


サーキュレーターを新たに1台追加しました(合計4台目です(^_-)-☆)。
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当院は常時非常階段部分を開放し換気しております。
その上でサーキュレーターで空気の流れを作っております。
結局、空気の流れのある場所にウイルスは居着けません。
換気&還流が最強のウイルス対策となります。
さらに、24時間オゾンによる空間除菌を行っておりますので、安心して施術を受けて頂けます。


待合室とトイレ、各施術部屋に1台ずつ、合計4台設置しております。

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【2020年8月に人体に無害な低濃度オゾンでも感染力を弱めることが発表され、ニュースになりました。】
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【施術部屋と待合室とトイレに、全部で4台設置しております(^_-)-☆】
小型ですが、1台につき20畳対応ですので、4台で80畳をカバーできます。
当院は約30畳ほどですので、余裕ですね(^_-)-☆

受付に非接触型のアルコール噴射器を設置しました。
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より清潔にお使い頂けます。

さらに、湿度50%以上を保つために、加湿器を2台設置しました。
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あえて除菌成分は加えずに、純粋な水のみで加湿しております。

 

非接触型体温計を設置しております。来院時には必ず計測して頂いております。
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【健康管理の一環としてもお使い下さい(^_-)-☆】
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【マスクしたままでもOK。メガネを外して、おでこは出して下さいね(^^)】

設置してから、皆さん結構楽しんで使ってくれております。
一瞬で計測されますので、私も1日数回計ってしまいますね。
毎日、私の体温も「小さい黒板」に書いております。
元気に過ごしております。

 

【5月の院内清潔徹底事項】
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5月9日(日)、業務用オゾン発生器による院内完全除菌を行いました。
普段は人体に無害の低濃度除菌を行なっております。
2週に1度のペースで、定休日を利用して高濃度除菌と徹底換気も行って参ります。


換気時には、1台で24畳をカバーできる強力サーキュレーターを使い効率よく行っております。
空気の入れ替えがとてもスムーズです。
院内、4台のサーキュレーターが回っております。
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【これ1台で空気の流れととてもスムーズになりました。この大型は2台設置しております】
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【小型も2台設置しております。カワイイと女性から評判のサーキュレーターです(^_-)-☆】

換気と共に、サーキュレーターを活用し院内に気流を作っております。
院内の安心・安全・清潔環境の整備に力を注ぎます。

 

【引き続き以下の取り組みも継続します。】

業界トップレベルの【安心・安全・清潔対応】を目指し、責任持って安心治療院づくりの徹底をしております。 
院内は、2020年5月18日より、オゾン除菌と換気を徹底して行っております。
現在も、変わらず続けて参ります。※業務用オゾンの使用は、現在2~3週に1度にあえてしております。
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【↑当院で使っている業務用オゾン発生器です。】
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【↑5月に、オゾンでコロナウイルスの感染力をなくなることが発表されました。】
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【↑8月には、低濃度オゾンでも感染力を抑えることが、ニュースとなりましたね。】
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【当院では、10分間のオゾン除菌後、30分ほど寝かせてからサーキュレーターも使って徹底換気を行っております。】
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【治療院内の清潔徹底化に取り組み、安心と安全に努めて参ります。】

コロナやインフルエンザウイルスがオゾンにより弱毒化することはほぼ確定と言えるでしょう。
当院は責任を持って、安心安全の下、空間除菌を徹底して参ります。

〈5月の受付時間〉
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【平日】9:30~13:00 16:00~21:00
【土・祝】9:00~17:00
【定休日】火曜日と日曜日

早すぎるご来院や、大幅な遅れがないよう、ご協力のほど宜しくお願い致します。
5分前くらいのご来院ですと、とても助かります。

 

【当院のウイルス対策です。】
さらに詳しい、当院の「清潔対策51」はこちらです→【https://wp.me/P9z6cR-yG

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      • 院内の定期換気を徹底しております。
      • コロナウイルスを無毒化すると発表された、オゾン除菌を行っております。
      • 施術時はマスクを着用します。
      • 抗菌銀マットを使用しております。
      • 治療ごとにアルコール除菌をしております。
      • 空気清浄機を3台使い、空気の浄化と、加湿の徹底をしております。
      • トイレ掃除は開業以来毎日しております。
      • 床はダイソン掃除機で毎日掃除しておりますので、床に寝れます。
      • 当ビルエレベーター内のボタン、また院内のドアノブ等手に触れることの多い箇所はアルコール除菌を小まめにしております。
      • 施術毎に、院内の窓を開け、換気しております。
      • 使用毎に、スリッパをアルコール除菌しております。
      • 受付で使用するボールペンは、アルコール除菌してあります。


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【換気時に良い空気を入れるため、ベランダ掃除まで徹底しております(^_-)-☆】
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【やるからには、とことんやり切ります"(-""-)"】

少しでも皆さんが安心して施術を受けて頂きたく思います。
できる限りを尽くせば、あとは運命に身を委ねるのみです。
早く世の中が落ち着くことを祈っております。

院長 射水徹

 

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2019年8月14日 (水)

腰痛と腸内環境の連関性について

生活習慣病という言葉がある。
読んで字の如く、「生活習慣が招く病」である。
不摂生と不養生の蓄積が、生活習慣病と言える。
生活習慣病をネットで検索してみると、食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスが関与し、発症する疾患の総称とのことです。
ガンや、脳血管疾患、心疾患、その危険因子となる、動脈硬化や高血圧、糖尿病も含まれると書かれております。

となると、腰痛や肩こりだって一種の「生活習慣病」ではないか。
私はそう考えている。
不摂生と不養生の結果が、腰痛であり、肩こりなのだ。
事実、腰痛は「脚がない生活病」だ。
脚の存在がない生活習慣が、腰に痛みを信号として発するのだ。
だから寝起き痛くても歩いている内に痛みが緩和していく方は多い。

 

病気というのは名詞になって初めて病気となる。
立川昭二氏の「からだことば」という著書で知ったことです。
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「腰が痛い」と言っている内は、主観として感じていることであり、病識はあるけど病名ではない。
「肩が凝る」も同様、病名ではない。
今は「腰痛」「肩こり」と言うように、れっきとした「病名」なのである。
そういう観点からも、腰痛や肩こりというのは、ひとつの生活習慣「病」と言えるでしょう。

 

現代医療の間違いは、「生活習慣病を薬で治せる」と勘違いした点だ。
また、多くの人がそのように勘違いをしている現状がある。

執行草舟氏の著書で、現代医学のことがこのように書かれている。

現代医学は、基本的に外科的処置を必要とする病気や細菌病に対して出来たものなのです。
【中略】
現代医学は、外科的病因や細菌病までにしか適用できません。
つまり、外的な要因から起こる病気という意味です。
【中略】
それが、自分の内部で、自分が原因となってもたらされる病気も医学で治ると思ったところから、間違いが始まったのです。
実は現代人が、病気だと思って嫌がる、痛みや発熱やかゆみなどの症状は、全て自分の生命エネルギーを高めようとしたり、自己が自己以外の他の何ものかを排除しようとする身体の活動なのです。
生活習慣病の症状も、同じです。
【生命の理念Ⅰ49頁より抜粋】

生活習慣病は「内から起こるもの」である。
どれだけ薬を飲もうが、その人自身が不摂生と不養生を見直さなければ、治ることはない。
そう書かれていることが解る。
腰痛や肩こりも同様だ。

この当たり前が、今は解らない人が多過ぎるのだ。
「薬が治してくれる」とでも思っているようだ。
高血圧を降圧剤で下げるのはあくまで一時しのぎであり、同時に不摂生と不養生を正すことでその難を逃れるハズなのだが、9割以上の人は降圧剤に頼り切り、養生への努力など一切しないのが現実だ。
降圧剤の長期使用と痴ほうの連関性も言われているが、当然と言えば当然のことだ。
血圧が上がるのは、末端にまで血液を供給しようとする身体の反応だからだ。
降圧剤を使い続ければ、末端に血液供給がいかない。
脳への血液供給が低下し続ける生活をしていれば、痴ほうが進んでもおかしくはない。



風邪に対しても同様に勘違いしている。
風邪薬は1ミリも風邪を治してはくれない。
1ミリもだ。
あくまで症状を抑えるだけだ。
それはインフルだろうが同様です。
風邪薬は、不快症状を和らげることで、過度の消耗を防ぎ自身の免疫作用を賦活させるために使うものだ。
治すためではなく、無理なく風邪を「経過させるため」にあるのだ。
熱が40度あったらさすがに辛過ぎる。
だから38~39度くらいにして、あとは免疫の力に身を委ね経過させましょう、ということだ。
だが今はその不快を厭い、強い薬で症状を完全に抑え込もうとする。
抑え込み「治った」と勘違いをしている。
「症状を止める」ということは、「免疫の賦活を止める」と同義なのだ。
「クスリ飲んでるのに治らない」とよく聞くが、クスリで免疫機能を抑えているのだから、治らないのは当然なのだ。
風邪をぶり返すのは、そもそも治っていなかっただけの話なのです。
要は、養生不足なのだ。

「風邪の引き始めに抗生物質なんてまったく意味がないが、出さないと患者さんに文句を言われるから出している。意味ないけど出さないことにはクレームになるからね~」
当院に通っているお医者さんが以前話していたことです。

抗生物質は風邪の治りかけならまだ解る(私は絶対に飲まないが)。
引き始めに飲んでもまったく意味がない。
それこそ腸内環境を壊すだけだ。
そういう当たり前が、今は当たり前でなくなっていることが怖い。

 

腰痛を注射で治りますよとお医者さんは言いますが、断じて注射では治らないと言い切れる。
症状はなくなるかもしれないが、それは抑え込んで無理くり鎮めたに過ぎない。
肩こりを筋弛緩剤で抑える人もいるが、それで「治る」ということは断じてないと言い切れる。
やはり無理くり鎮めたのだ。
生活習慣病の症状を抑えにかかると、また別の症状を生み出すのが身体です。
そうでないと辻褄が合わないからだ。
身体の訴えに嘘はないのだ。

 

腰痛や肩こりといった症状は生命エネルギーの発露です。
身体は懸命に注意喚起を促し、治ろうとして症状を出している。
症状を止めることに躍起になることは、生命エネルギーを止めにかかっているのです。
だから薬とは上手に付き合う必要がある。
たしかに激痛ではツライ。
激痛を緩和させつつ、自己の生活を見直さない限り、症状は出続けるのだ。
姿形をかえて。
ギックリ腰の激痛も、「激痛を出さないとバランスが取れない状況にあるから激痛が出ている」のです。
そうやって痛みの見方を変えるだけでも、自己を見つめなおすきっかけにできるのだ。

あらゆる生活習慣病の症状を止めることに躍起になると、また別の症状を生み出すことになる。

解りやすい例が、五十肩などの肩の痛みだ。
左右が同時に痛むことは、まずない。
あっても、相当なレアケースではなかろうか。
左右同時に肩が激痛というケースには、15年以上施術をしてきて、出会ったことがない。

「右が治ったと思ったら、左が痛くなった。」

そういう人は非常に多い。
多くは、湿布を使い続け、注射を繰り返した人だ。
症状を抑えにかかり過ぎると、別の症状が生まれるのだ。
それが、逆側の肩だった、というだけのことです。

多くの人は、右が使えなかった分、左に負担がかかっていたからだ、と勘違いをする。
それを機械論という。
そんな機械論的に身体を見ていても、一生本質にはたどり着けないのだ。
身体は機械ではない。
AしてもBにならないのが身体です。
一流のメジャーリーガーと同じように育てれば、一流のメジャーリーガーに育つかと問われればそんなことはあり得ないのだ。
持って生まれた個別性が人間にはあるのだ。
どんなに東大に入りたくても入れないのが人生であり、それを解ることが自己の生命を活かし切ることにも繋がるのだ。

痛みを生命エネルギーの発露と考えれば、どこにだって痛みが出ることが解る。
なにも不思議はないのだ。
症状が出なくても良いように、不摂生と不養生を正していくことがもっとも大切なことなのだ。

 

腸脳相関から考えても腸の状態が腰痛や肩こりに関与していてもまったく不思議ではない。
鬱の人の腸内細菌は不活性化していることは既に言われていることだ。
腸の状態次第で身体も怠いのだ。
炎症だって起こるだろう。
朝の寝起きの怠さ=体内の慢性炎症と考えて間違いはない。
腰椎と腸を動かす神経は共通しているのだから、「腸の調子が腰の調子」でもなんら不思議ではない。
更に言えば、腰痛や肩こりも感じているのは脳なのだ。
脳が感じていることは、腸内細菌も感じ取っているに違いない。
腸内環境に応じて身体症状の出方は大きく左右されることは間違いないだろう。

 

腰痛の人の腹部は触ると固く、圧痛部分がたくさん見つかります。
腰痛肩こりなどの身体症状が出る場合、消化器疲労を考えてみる必要がある。
腰椎の矯正後、腹部の固さがスッと抜けることがある。
すべてとは言えないが、過度の緊張が抜けるだけでも身体は楽になるものだ。

私は夜食などの不摂生が続くと左肩にコリを感じる。
また左の背中がボッコリと厚みが出てくる。

そうした身体の反応が出たら不摂生と不養生を改めるきっかけとしている。

引き続き、腸内と身体症状の研究を続けていきたい。

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2019年7月20日 (土)

健全な肉体に健全な精神が宿る。

菌食生活を始めてまだまだ間もないわけですが、少しずつ変わったことがある。
便秘がちな射水だったが、今ではほぼ毎日スルッとスッキリなのだ。
それもほぼ朝だ。
今までは2~3日出ないことなどザラだったし、朝にスッキリするということがあまりなかった。
体感できる変化としてはそこですね。
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【サンレム&メルゲンの力、恐るべしだ。】

この変化は私にとって本当に大きいです。
思い込む力は偉大でして、毎朝身体に溜まった悪いものがスルスル出ていく気分でいます。

執行先生の著書「生命の理念Ⅱ」に、まさにそのことが書かれています。

腸内細菌は自然の生き物であり、自然物以外の食品添加物を見分けることはできません。
しかし、腸内細菌の分泌する酵素によって食品添加物の有害物質も、あるものは酵素分解され、またあるものは有機結合されて腸から吸収されずに体外に排泄されます。
ただし、その量的な問題があるのです。
現代では不要物が多すぎるのです。
だから、外部からの菌食による菌酵素の補給が重大な問題となるのです。
また、食品添加物の多くはリン酸化合物の薬品です。
だから、菌食と併せて食事としてイオン化されたカルシウムを摂れば、カルシウムがリンと結合してリン酸カルシウムという物質を作り、このリン酸カルシウムは分子量が大きいために腸から吸収されない物質と成り、そのまま体外へ排泄されるのです。
食品添加物のない食事を摂ることが困難になった現代では、無理に添加物を避けて膨大な時間と労力を費やすよりも、正しい菌食とイオン化されたカルシウムを摂ることによって、現代の食事問題を積極的に乗り越えることを考えなければなりません。
【生命の理念Ⅱ207頁より抜粋】

ここを読んだ時、サンレムの菌食の力と、イオン化酵素ミネラルのメルゲンの力が理解できました。

「整体する」を考える際、やはり食品問題は無視できない。
私事を言えば、ランチはほぼ炭水化物だ。
もちろん美味しく頂いているわけだが、ずっと食生活のことは「これでいいのだろうか」という気持ちでいました。
私は納豆やヨーグルトなど、発酵食品、乳製品が苦手なので、菌食はあきらめておりました。
執行先生の著書に出会い、人間の生命燃焼を考えるようになりました。
先生の著書は、整体にもそのまま通ずる学びがあります。

健全な肉体に、健全な精神が宿る。

この順番に逆はないという。
まずは肉体を健全な状態にしなければならないのだ。
今は心療内科に人が溢れているという。
この地域では一時半年待ちという情報が入りました。
これは精神の問題ばかりではなく、それだけ肉体が脆弱化したとも言える。

関係者から鬱の診断書欲しさに病院へ行く人もいると聞いています。
ストレスはすべて食の問題に行き着くことを執行先生の著書から知りました。
要は、食うに困らなくなった。
故、人間の忍耐力も衰えていったと言えるのだ。
楽で簡単で苦労する必要がなくなった。
世の中から、我慢が消えたのだ。
だから今はすぐにキレる。
気が肚になく、気が常に上昇して頭にある状態が、「キレる」だ。
いつからか、ストレスという「あって当たり前なもの」が「病」となった。
要は、何でもかんでも「ストレスストレス」と、ストレスを振りかざすほど「傲慢で我儘になった」ということなのだ。
こんなことを書いたら気分を害する人もいるだろうが、事実だろう。
「食うため」があった時代は、苦を受け容れるだけの器がまだあったのだと思う。
今は仕事をしなくても食っていける時代だ。
浮浪者が糖尿病になる時代なのです。
事実、仮に私も仕事を止めたって、生きるに困ることはないだろう。
実家に転がり込めば、死ぬことはないのだから。

食うに困らないことは、一見良いコトようで、実は失っているコトも多いと気づかねばならないのです。

が、そんな話は通じないだけの時代を生きているということなのだ。

 

生命エネルギーの貫通力を高める必要がある。

私はそのために整体をしたいと思う。
栄養だけを摂っていれば健康体ならば、今の時代に鬱などないハズだ。
「肉体の栄養だけで人間が生きているのではない」ことが、ここから解る。
精神の栄養は栄養素のような目に見える栄養ではないのだ。

まさに有名な、「人はパンのみにて生きるにあらず」である。

栄養素が正のエネルギー、つまり酸化のエネルギーであれば、精神への栄養素が目に見えぬ負のエネルギー、つまり宇宙に遍満する生命エネルギーであり、還元エネルギーと言えるのではなかろうか。

今ほど生命エネルギーに感応できる肉体が必要な時代はない。
そのための菌食であり、整体なのだ。

腰痛や肩こりなどの不調は生命エネルギーの発露である。
痛みが出るだけの力があるということだ。
ただそのエネルギーの使い方が何か間違っていて、身体が訴えているのである。

日々研究あるのみだ。
今日も一人でも多くのエネルギーのツマリを取り除こう。

ではでは。

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2019年6月30日 (日)

整体は生命エネルギーの感応力を高めるために在る。

整体するとは、生命エネルギーを賦活することです。
どうすれば賦活するのか。
私は神経の通り道である脊柱を最重要視しております。

私が治療の際に見ているのは、身体の何処にツマリがあるかです。
痛みというのはそのツマリの集積の結果に過ぎません。
ツマリはどこにでも起こる。
足の裏かもしれませんし、背中に目立つ人もいれば、頸椎にある人もいれば、そのすべてにある人もいる。
それこそ心にもツマリが起こる。
精神のツマリは肉体と表裏ですから、どこにだって痛みなどかんたんに現れます。

今は身体を機械論的にみる方がほとんどです。
「先生、どうして痛いんですか?腰から来てますか?肩から来てますか?筋肉が固いからですか?それは荷物を右でばかり持っているからですか?左でも持つように心掛けているのですが。それとも子供を抱っこしたからでしょうか。」

こういうことを言うのは、人間を機械としてとらえているからなのです。
AすればBになる。
BすればCになる。
そう考えているわけです。
レンジでチンすれば、温まる。
それと同じ考えです。
しかし、人間の身体というのはそうはできておりません。
チンしたら冷えた、ということも起こり得る。
AすればCにも、Dにも、Zにもなり得るのが人間というものの在りようです。

 

便宜上、「ここがズレているからね」と話すことがあります。
ただ困ったことに、本当に機械論的に身体を考える人は、積み木がズレているかのように考えてしまいます。
タワーマンションは真っ直ぐ立っていなければ困りますが、本来、自然の真っ直ぐには、さまざまな「表情のある真っ直ぐ」が存在します。

自然に存する木の真っ直ぐは、左右にうねりながら真っ直ぐ伸びていますよね。
林試の森公園に行けば自然の真っ直ぐに出会えるわけですが、我々現代人の想像する真っ直ぐは機械的な真っ直ぐであり、味気ない、人間味のない真っ直ぐを「美しい」とさえ思っている節がある。

 

整体する。
つまり身体が整っていくようにするには、痛みも活用しなければなりません。
肩が凝るという違和さえも、すぐに湿布で誤魔化すから、生命エネルギーの賦活チャンスがすぐに奪われてしまう(自ら奪っているのだが)。
腰痛や肩こりこそが生命エネルギーを賦活させるきっかけとしてあるのだと気づかねばなりません。
整体治療は腰痛を消すためにあるのではありません。
腰痛を通じて生命エネルギーを賦活させるためにあると私は考えております。

昔は養生という考えがありました。

養生というのは、良いことも悪いことも活用して「養生する」なのです。
身体に良いことばかりが養生なのではなく、時に毒に触れることも養生だと知らねばなりません。
清潔であることで、身体を弱める。
一定の黴菌のおかげ様で身体は強くなれるのです。

これは精神にも言えます。
今は何でもかんでも精神的な毒を排除するようになりました。
嫌な人とは付き合えない時代です。
これほど潔癖な時代はないでしょう。
これも物質至上主義の行き過ぎた故なのです。
自分に都合の良い、楽で簡単で、効率的なコトがハイパフォーマンスという世になりました。
痛みを感じるなどもってのほか。
今ほど、痛みに対してアレルギーが強い時代はありません。
肉体的な毒や精神的な毒を今は飲み込めるだけの強い肉体精神がないのです。

「歩いたほうがいいですか?」と質問される時代です。

歩くなど、生命の活動において当たり前なことが、もうそれすらも億劫になった人間に堕ちてしまったのです。
要は生命エネルギーが不足しているのです。
生命エネルギーが「感応できない身体」になっているとも言えるでしょう。
私の仕事は「感応できる身体」に向かわせることだけです。
頑なに拒む身体も多いわけですが、多くはその精神が拒んでいるように感じます。
機械論的な脳が、せっかくの心地よい刺激に対しても頭で考え、「さっきよりはちょっといいかな」程度の反応しかできないのです。
肩を動かしてみて、さっきと頭を使って比べているのです。
それでも反応するだけ、まだマシです。
本当に感応力のない人は、あらゆる刺激に対して無表情ですから。

 

感応力に欠ける根底には、腸内の脆弱化があります。
今は規格化された食品や添加物があふれており、それを処理できるだけの菌食量が断然減ってしまった。
如何に腸内環境を良くするかが生命エネルギーの感応力を高めると言えます。

また背骨こそ生命エネルギーの通り道と言えます。
脊髄神経の通り道である脊柱こそ、磨く必要性を感じます。
脊柱の弾力性は人と比べてどうというものではない。
その人にとって必要な弾力の回復を促すように触っていく。
脊柱の弾力と共に、気持ちにも弾力が出てくることが手に取るように解ります。

背骨と腸、肉の要と書く腰との連関性は、生命エネルギーを高めるために見落としてはならない部位です。
その相互連関を磨くことが「整体する」ことと言えそうだ。

不思議なもので、菌食を摂るようになり、どうやら患者さんのツマリに感応する身体になってきているようだ。
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日々、研究は続く。

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2019年6月12日 (水)

生命を燃焼させるために、菌食は人類にとって欠かせぬ存在である。

腸というのは未知なるもので、とても科学で解明することはできません。

執行草舟先生の著書で知ったことですが、歴史を辿ると、菌食を摂ってきた民族は戦いに勝ち残り、菌食量が少なかった民族は衰退の道を辿ってきた事実があるそうです。
美食に走った民族が衰退していったのは、ローマ帝国やモンゴル帝国の歴史からも明らかだそうです。
菌食は水や空気と同等に、生きる上で重要なものなのです。

ただ、菌食は栄養学的には、その価値が認められていません。
ですから、いわゆるサプリメントと言うと、ビタミンCや亜鉛など、既に働きと効果が見えるものに価値が置かれ販売されている現状です。
それゆえに菌食は軽視されがちですが、生命活動において「本当に必要なコト」は、そう簡単に科学的に証明できるものではありません。
今は「科学的」の意味をとらえ違えています。
証明できないことは科学的ではないとされますが、科学で証明できることなど、ほんの一握りです。
人類史において、何故、酒を造らなかった民族が存在しないのか?
菌食の代表が「酒」だからです。
おそらく、知識として酒を摂ったのではなく、昔の人は身体的に「菌食」の必要性を感じ取っていたのでしょう。
菌食を「神」として祀りながら文明を築いてきたのが人間なのです。
今でも御神酒や塩をお供えしますよね。

生命を燃焼させるために、菌食は欠かせぬものです。
腸内細菌は、身体に入ってくるものの不要必要を、仕分けしてくれています。
これこそ分析不能です。
分析不能でもそれが行われているから、我々の生命があるのです。
体内環境に応じ、勝手に仕分けをしてくれる能力が我々にはすでに備わっております。
ただ現代人は、そのような証明されぬもの、また目に見えぬものを軽視し、その感覚を時代と共に失ってきたと言えるでしょう。

腸内細菌の餌となるのが菌食です。
どんなに身体に良いとされる栄養を摂っても、腸内細菌の活躍がなければ一切身体に吸収されることはありません。

現在を考えてみると、菌食と言ってもそのほとんどが加工された食品ばかりです。
さらに食品添加物も避けようがないのが実際です。
古来より受け継がれし「本来の菌食」には及ばないことは一目瞭然です。
執行先生の生命論と出会い、そのことがきっかけとなり本物の菌食とも出会えた。

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「整体する」とは、生命エネルギーを賦活させることと、私は定義しております。
痛みを取り除くことが整体なのではなく、その痛みすら「整体する」に必要不可欠なものだと私は感じる。

菌食と生命エネルギーと「整体する」ことに、これからも迫り、圧倒的整体論を確立していきたい。

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2019年5月29日 (水)

腸は宇宙と直結している?

ずっと以前から「菌食」に興味を持っておりました。

が、私はとにかく発酵食品が苦手で、摂るに摂れない問題がありました。
納豆駄目だし、ヨーグルト駄目だし、腸内環境を良くする系の飲料水も超苦手。
菌食で大丈夫としたらキノコ類のみ。

 

もともと栄養学はカイロプラクティックの勉強の一環として、一時散々本を読みました。
特に影響を受けた本がこちらです。
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【凄く勉強になったし、面白い。また読み返してみよう。】

まだ開業前の学生時代だったと思うが、たしかこの本を入手するのは苦労した気がする。
もうとっくに絶版かな??

ザックリ、病気など身体の不調に対して栄養学を用いてアプローチするためのケーススタディが豊富に記載されております。
いわゆる、アメリカ式栄養学です。
当時私は良いと思われるサプリメントを購入し、ビタミンの大量摂取などをして自分の身体で実験しておりました。
当時から整体する上で、栄養学は間違いなく必須であると考えておりました。

ビタミンCは毎日大量摂取しておりました。
まぁ、その当時は良いと思ってやっていたし、身体的にも良かったように感じていた。
その栄養素が必要かどうかを、筋力検査を使って判定するような実験をしておりました。
当時のホームページには、1日最低3000㎎を摂っていたと書いてますね。
今はまったくやめてしまったのだが。

 

どんなに栄養を摂ろうが、腸内細菌の働き次第というところに行き着く。

ビタミンは酸化エネルギー、つまり正のエネルギーの話。
菌は還元のエネルギー、つまり負のエネルギーの話。

全ての下支えをしているのが菌の働きなのです。
アメリカ式栄養学は、ビタミンやたんぱく質などの物質だけを人体に必要な「栄養」としているため、菌の価値が見失われているように思うのだ(上記書籍を否定してるのではないので、誤解のないように)。

病の治療の一環として栄養学は役立つと思われます。
ただ健康な人にとっては、過度の一部の隔たった栄養摂取は返って体内でのバランスを崩す可能性もあります。
必要のなものはすべて尿から出ると言われてもだ。

その必要、不必要を勝手に仕分けしてくれるのが、菌食と言えます。

執行先生の著書を通じて、菌食の重要性を再認識させられました。
もちろん私などまだまだ理解も浅いわけですが、自身の身体でどのような変化が起こるのか追ってみようと考えております。
カイロプラクティック哲学には、身体は小宇宙という考えがあります。
私は腸や腸内細菌は宇宙そのものと直結している部位だと感じております。
治療家として、その神秘に迫っていきたいな。

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2019年5月 1日 (水)

菌食と整体

菌食で人体実験開始です(^_-)-☆
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菌食は栄養の下支えとなるものです。
腸内細菌の餌が、菌食と言えます。
どんなに栄養をサプリメントなどでビタミンやミネラルを摂取しても、腸内細菌の働きが悪ければ栄養の吸収はできません。
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 そもそも、現在は良質な菌食がありません。
私はしょっちゅう胃を痛めるし、お腹も下ることが多いので、どのように身体が変化するか研究します(^_-)-☆

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